仕事が辛くて辛くて…看護師を辞めたいんです。
今回はこんな悩みを解決していきます。
この記事を書いた私は看護師7年目。
私も仕事が辛くて転職をした経験があります。
看護師は労働時間が長いうえに、責任の重い仕事だから多くの人が辛い、辞めたいと感じた経験があるでしょう。
とはいえ仕事を辞めることにもリスクはあるから、本当に仕事を辞めていいのか、前の方が良かったと後悔をしないのか悩むもの。
そこで今回は自分の決断を後悔しないために、仕事を辞めるべき場合と、思いとどまった方がいい場合の具体的な例や失敗しない転職の方法について紹介していきます。
皆が看護者は辛いと感じる理由も紹介しているので、仕事が辛くて辞めたいと悩んでいる方はぜひ参考にして下さい。
看護師が辛い理由
皆つらいと感じるのはこんな理由が多いよ。
・人間関係
・ミスが多くて向いてない
・残業が多い
・仕事が忙しくて辛い
・医師との連携が辛い
それぞれ詳しく説明していきますね。
人間関係
人間関係は多くの看護師の悩む問題。
女性の多い職場だから、影口や派閥といったと女性特有の人間関係に息苦しさを感じる人も多いです。
しかもチームで動く看護師だらから苦手な人とも一緒に活動しないといけない場面も多いですよね。
そんな時に自分の言動と関係なく無視をされたり、悪意のある接し方をされると心が辛くなる場面もあるでしょう。
年上のベテラン看護師との関わりに悩む人は多いようです。
ミスが多くて向いていない
自分のミスが多いために、重大なインシデントを起こすのではないかという不安から看護師にむいていないと感じる人もいます。
看護業務は患者さんの命に関わるケアも多いためミスは許されません。
小さなミスでも上司や先輩から強く怒られた経験がある人も多いでしょう。
そのため小さなミスでも繰り返したことで、自信をなくし自分は看護師に向いていないと感じる人も多いです。
もし人よりもミスが多い、あわてんぼうであると悩んでいるなら、同じ悩みを抱えた看護師の書いた◎をチェックしてみて下さい。
ミスをしやすい特性がある人が看護師として働くことの大変さや、ミスをしないための働き方の工夫をまとめています。
プレッシャーや責任に耐えられない
患者さんの命に関わる医療現場だからプレッシャーや責任は重くなりがち。
絶対にミスが出来ないとけないという重圧にストレスを感じる人は多いでしょう。
特に責任感の強い人はこのプレッシャーが辛いと感じる人が多いです。
残業が多い
医療現場は緊急入院や患者さんの急変など、突発的な業務が発生することも多く、その場合は残業となることもあります。
しかもタイムカードは導入されておらず残業代は申請制。
上司からは「いつ終わるの?」なんて圧力をかけられて「一生懸命頑張っているのに報われない」と辛い思いをすることもあります。
さらに看護師特有なのが前残業。
仕事に慣れないうちや、リーダーをする場合は情報収集をするために朝早く来て患者さんのカルテをくまなくチェックすることも多いですよね。
勤務前にも、勤務後にも残業があるから体が休まらず負担に感じている人も多いです。
仕事が忙しくて辛い
1日でこなす仕事の量が多いことに辛いと感じる人もいます。
急性期病棟であれば、回転の速い入退院、予定の検査やOPE出しをしながら、重症患者さんの緊急入院の受け入れをするなど、一人でこなす仕事量の多く疲弊してしまう場合もあるでしょう。
さらに看護業務は処置だけでなく、患者さんや家族からの相談を他職種に取り次いだり、「携帯電話の使い方がわからなくて…」など患者さんにお願いされたちょっとした雑務もこなさないといけません。
しかもその対応をしているのにナースコールが鳴ったり、医師からの指示受けもしたりと仕事に追われている状態。
常にマルチタスクであり、忙しい環境に辛いが感じる人も多いです。
医師とのかかわりが難しい
患者さんの相談や報告をしたくても医師との連携が思うようにいかず悩むこともあります。
中には威圧的な態度で指示をだしてきたり、患者さんのことを相談したいのに看護師の話をきかずに一方的に自分の意見を押し通す医師もいるため、関わり方に気を使うことも多いです。
しかも看護師は医師の指示がないと医療処置が行えません。
どんなに苦手な医師であったも、連携は避けられないため関わり方に悩む人が多いです。
夜勤が辛い
夜勤業務が体力的・精神的に辛いと感じる人も多いです。
日勤、夜勤、遅出など不規則が業務形態によって、体がか休まらず疲れが取れないと感じる人も多いです。
また夜勤になるとスタッフの人数が減るため、多くの患者さんを自分一人で看ないといけないというプラッシャーもあります。
重症患者さんやせん妄患者さんがいたらどうしようと不安になったり、苦手なスタッフと一緒の夜勤だと勤務前からドキドキしたり心が休まらないこともあるでしょう。
これらの事から体力的、精神的に夜勤は辛いと感じる人もいます。
看護師が辛くても辞められない理由
看護師は辛いと感じているのに、どうして辞められない人が多いのかな?
看護師を辛いと感じる人が多いのに辞められない理由は以下のとおり
奨学金の返還を求められる
奨学金を借りた人の中には、辞めたいと思ったときに返還を求められ退職を悩んでいる人もいるでしょう。
しかし、労働基準法第16条では、「使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない」と定められています。
つまり奨学金の返済が終わっていなくても退職ができます。
また、就職をすれば奨学金を肩代わりしてくれる病院もあるため、奨学金を理由に悩んでいる人はそういった病院への転職を検討するのもいいでしょう。
退職はOKだけど返還の義務はあるよ。
返済時期や方法についてはしっかり病院と相談をしてね。
※出典:国税庁『令和2年度民間給与実態統計調査』より
上司が認めてくれない
退職を希望しても上司が認めてくれずに悩む人もいます。
厚生労働省によると看護師の有効求人倍率(常用(含パート))は、2.31倍となっており、全職業の平均求人倍率1.39倍と比較しても、高い水準です。
つまり看護師は常に人で不足の職場が多いということ。
退職をすることにより職場が回らなくなってしまうという理由から退職をひきとめられる場合もあるでしょう。
しかし会社の承認がなくても、民法の規定により2週間前に申し出れば退職が出来ることになっています。
そのため上司に引き止められたとしても退職の意思があることをしっかりと伝え交渉をしていきましょう。
ただしシフトが出来上がってからの急な体色は職場に迷惑がかかること、引継ぎなどがあることをかんがえると退職の3カ月以上前に相談をすることがおすすめです。
出典:日本法令
看護師を辞めてもいい?後悔しない判断基準
辞めた方がいい場合
職場を退職した方がいい例は下記のとおり
それぞれ詳しく説明していきますね。
体や精神に異常をきたしている
職場での悩みやストレスが原因で体調や、精神に異常をきたしている場合は退職を検討しましょう。
その状態でも働き続けることで症状が悪化してしまうこともありますし、仕事も集中できず取り返しのつかないミスをしてしまう可能性があるからです。
でも精神的な事って自分で判断するのは難しいよね…
そんなときは厚生労働省による「こころの不調やストレス症状」を参考にしてみましょう。
出典:厚生労働省|総合サイト知ることから始めようみんなのメンタルヘルス。
これらの症状がでたら心身ともに限界を感じているサイン。
厚生労働省でも医療機関への受診をすすめています。
こんな症状が続く場合はムリをして仕事に行くのではなく、一度休職をする必要があるでしょう。
退職でなくても、有給休暇を取得するなどまとまった休みを取得してメンタルの回復に務めましょう。
有給休暇の取得が難しい場合は医療機関を受診して、診断書を取得し休暇をとる方法もあります。
休職期間を得ても症状が回復しない場合は退職を検討するのがいいでしょう。
職場環境が悪い
残業代が支払われない、夜勤が多すぎるなど職場の環境が悪い場合は転職を検討するのがいいでしょう。
環境が原因で悩んでいる場合、転職をすることでその悩みが解決することが多いからです。
そうはいっても環境が悪いってなにを基準に判断したらいいのかな?
こちらは日本看護協会が夜勤・交代制勤務における勤務編成の基準を定めたもの。
こちらのガイドラインと務めている職場の環境がかけ離れている場合は職場環境が悪いといえます。
基準1 勤務間隔 勤務と勤務の間隔は 11 時間以上あける。
基準2 勤務の拘束時間 勤務の拘束時間は 13 時間以内とする。
基準3 夜勤回数
夜勤回数は、3交代制勤務は月8回以内を基本とし、それ以外の交代制勤務は労働時間などに応じた回数とする。基準4 夜勤の連続回数 夜勤の連続回数は、2連続(2回)までとする。
基準5 連続勤務日数 連続勤務日数は5日以内とする。
基準6 休憩時間
休憩時間は、夜勤の途中で1時間以上、日勤時は労働時間の長さと労働負荷に応じた時間数を確保する。基準7 夜勤時の仮眠 夜勤の途中で連続した仮眠時間を設定する。
基準8 夜勤後の休息(休日を含む)
夜勤後の休息について、2回連続夜勤後にはおおむね 48 時間以上を確保する。1回の夜勤後についてもおおむね 24 時間以上を確保することが望ましい。基準9 週末の連続休日 少なくとも1カ月に1回は土曜・日曜ともに前後に夜勤のない休日をつくる。
基準 10 交代の方向 交代の方向は正循環の交代周期とする。
基準 11 早出の始業時刻 夜勤・交代制勤務者の早出の始業時刻は7時より前を避ける。
引用:生きる、をともに、つくる公益社団法人日本看護協会 看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン
病棟で見かけるこんな勤務も実はガイドラインに反しているよ
他にもガイドラインの記載はありませんが、残業時間が長すぎる場合もワークライフバランがとりにくいため、労働環境が悪いと考えていいでしょう。
ハラスメントをうけている
職場でパワハラを受けて悩んでいる場合はムリに勤務する必要はありません。
貴方が正当に評価されないだけなく、心身ともに疲弊していまうからです。
厚生労働省は、パワーハラスメントの定義を以下のとおり定めています。
職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる
引用:構成と労働省NOハラスメントあかるい職場応援団
①優越的な関係を背景とした言動であって、
②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、
③労働者の就業環境が害されるものであり、
①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
具体的に説明すると以下のような状況です。
①上司から部下への指導、部署へ新しく異動してきたばかりの人が、元からその部署にいた人に指導を受ける場合など、その人の協力を得なければ仕事をすることが難しい関係。
②業務とは関係ない部分での指導。
・業務上明らかに必要性のない言動
引用:構成と労働省NOハラスメントあかるい職場応援団
・業務の目的を大きく逸脱した言動
・業務を遂行するための手段として不適当な言動
・当該行為の回数、行為者の数等、その態様や手段が社会通念に照らして許容される範囲を超える言動
例えば、「使え以ない新人だね」など業務とは直接関係のない人格否定に繋がるような言動のことだよ。
そのため業務に必要な指導であればやや威圧的な態度であってもパワハラとは断定するのは難しいでしょう
③は②のような言動や、大声でしかられる、失敗を必要以上にせめるなどして自分の能力を発揮できない状況にあることをさします。
これらの定義にあてはまる場合はパワハラといえるでしょう。
まだわかりにくいな…
もう少し具体的にならないかな?
厚生労働省ではパワハラを6つの種類に分類しています。
身体的な攻撃 | 殴打、足蹴りを行う。相手に物を投げつける |
精神的な攻撃 | 人格を否定するような言動、必要以上に長時間にわたる叱責。 他の労働者の前で大声で威圧的な叱責を行う。 |
人間関係からの切り離し | 特定の労働者を仕事からはずし、長時間別室に隔離する。一人の労働者に対し、同僚が集団で無視をし孤立させる |
過大な要求 | 新入社員に必要な教育を行わないまま。到底対応できないレベルの業績目標を課し、達成でき泣きなかったことに対して厳しく叱責する。 |
過小な要求 | 気に入らない労働者に対する嫌がらせのために仕事を与えない |
個の侵害 | 労働者を職場外でも継続的に監視したり、私物の写真撮影をしたりする。労働者の機微な個人情報について、本人の了承を得ずに他の労働者に暴露する。 |
これらのことが職場で行われている場合、耐え続けることで体調やメンタルに異常をきたす可能性があります。
職場の意識を個人で変えることは難しいので、パワハラを受けている場合は自分の健康を第一に考えて退職をしましょう。
先ほどは回答ありがとうございます。大人の発達障害(YMWLジャンル)×看護師転職であるため検索からの流入が見込めません。ブログを完成させたあとSNSからの流入を狙っているのですが戦略はあっているでしょうか?
半年以上転職すべきか悩んでいる
半年以上同じ理由で悩んでいる場合も退職を検討しても良いでしょう。
半年以上同じ悩みを抱えている場合、その悩みは一過性で解決するものではなく、その職場では解決しない問題である場合が多いです。
例えば残業が多く辛いと感じていた場合、患者層の関係など一過性に忙しい場合は半年もたてば残業時間は改善されるはずです。
しかし変わらないというのであれば、職場自体が仕事量が多い環境であり、さらにそれを改善する意思がないということ。
その職場で働き続けても解決の見込みはないといえます。
今の不満・悩みを明確にし、それが6カ月以上続いているかを一つの目安として判断しましょう。
看護師を辞めない方がいい場合
以下のことが理由の場合は看護師を本当に辞めるのかもう一度よく考えてみましょう。
ミスを繰り返し自分いは適性がないと悩んでいる
ミスや失敗を繰り返す事とで自信をなくし、看護師を辞めたいと思っている場合は改善の余地があります。
自分の特徴を理解して、改善をしていけばミスを減らすことが出来るからです。
どんな状業でミスをしたのか、何故ミスをしてしまったのか1つ1つ振り返り、具体的な対策を立てていきましょう。
そうすることで少しずつミスは減っていきます。
具体的な対策は◎に詳しくまとめてあります。
同期よりもミスが多かったあわてんぼうの私が実際に行って効果のあったものを厳選しています。
人間関係が辛い
辞めたい理由が人間関係の場合、ある程度割り切って仕事をした方がいい場合もあります。
職場での人間関係は仕事に必要な「報告・連絡・相談」が出来ればOKと気楽に考えましょう。
苦手な人とは無理に仲良くなろうとせず自分のペースを乱されないようにある程度距離をとって最低限のやり取りができればOKです。
また転職をすれば今の職場の人間関係からは解放されますが、同様に次の職場にも苦手な人がいる可能性があります。
どの職場にもある程度自分とは合わない人がいると考え、仕事上の付き合いと割り切ることが重要です。
臨床経験が浅い
臨床経験が1年未満の場合、経験が少ないために辛い、向いていないと感じる場合もあります。
その場合は仕事をしていく中で様々なことを経験すれば辛さが改善する場合も多いためすぐにやめてしまうのはもったいないです。
そもそも臨床経験が1年未満の看護師は経験が少ないために、ミスををしやすかったり、仕事に大変さを感じたりする場合が多く仕事が辛い・辞めたいと多くの人が感じるもの。
先輩たちもそれを乗り越えて働いています。
1年目が辛いと感じる場合は、経験をつむことで改善する場合も多いため「何故辞めたいのか」をよく考えることが大切です。
1年目の看護師が辛さを感じやすい時期や、その解決方法については新人看護師は皆辛い!辛さを乗り越える具体策8選を参考にしてください。
看護師を辞めたいときの対処法
看護師を辞めたいと思ったときは以下のことを考えてみましょう。
辞めたい理由を明確にする
まずは自分が今辛い、辞めたいと感じている理由の原因は何かを明確にしましょう。
そうすることでその悩みは自分で解決できることなのか、一過性のものなのか、それとも自分ではどうしようもないことなのかがわかります。
例えば自分で解決できることならその対策を考える、一過性のものなら気分転換をしながらその状況を乗り越える、どうしようもできない事なら環境を変えるなどです。
まずは自分が辞めたいと感じる理由を明確にして、本当に辞めるべきなのか、そうでないのかをはっきりさせましょう。
今後のキャリアについて考える
退職をする場合今後のキャリアについて考えてみましょう。
5年後、10年後に自分はどんな看護師になっていたいか具体的に書き出してみます。
スキルだけでなく、出産や、結婚など自分の生活スタイルからどんな働き方をしたいかも併せて考えると、具体的に職場のイメージもつきやすいです。
自分のイメージした看護師になるためには今すぐに辞めてしまっていいのか、それとももう少しとどまった方がいいのか考えてみましょう。
休暇を取得して休む
・休暇を取得して仕事を休む
仕事が辛いと感じたときは退職ではなく、まずは休暇を取得してゆっくりと考えてみるのも一つの手です。
また休暇中に気分転換をすることで気持ちが切り替わり、もう一度頑張ろうと思えてくる場合もあるからです。
そうでなくても職場と離れることで、何に辛いと感じていたのか、自分はこれからどうしたいのかをゆっくり考えることができるため、自分の決断を後悔しにくくなります。
まずは休暇をとって自分とむきあってみることをおすすめします。
働き方を変えられないか相談をする
仕事を辞めたいと思うほど悩んでいる場合はその悩みを上司に相談してみましょう。
働き方を変えられる場合もあります。
例えば威圧的な態度で接してくる人との業務が辛いなら、チームを変えて貰うことや夜勤を一緒にならいよう配慮をしてして貰うことも出来ます。
他にもリーダーを外してもらう、日勤だけにしてもらうなど、働き方を変えることで貴方が負担に感じていることを軽減できる場合があります。
部署移動の希望を出す
人間関係や職場の環境により辞めたいと感じている場合は部署を移動すると解決をする場合もあります。
同じ病院内の異動であればカルテの使い方や、病院のルールは変わらないため仕事に慣れるまでの負担を減らすことができます。
ただし部署移動は時期が決まっていたり、人員の過不足など病院側の都合により希望がすぐに通らない場合もあることは注意しておきましょう。
看護転職のプロに相談してみる
退職に悩む場合は転職サイトのアドバイザーに相談をしてみるのもおすすめです。
転職サイトは転職活動をするか悩んでいる段階でも利用をすることができます。
転職サイトに登録すると看護師転職のプロであるアドバイザーに無料で転職の相談をすることができます。
自分のキャリアと転職先の希望の条件を伝えればのような転職先があるのかを知ることができるため、実際の求人状況をみて退職をするのかを検討するのもいいでしょう。
看護師におすすめの退職理由
上司に退職を申し出るときは事実はどうであれ職場の不満や愚痴を伝えるのはおすすめしません。
現状を改善するからと引き止められる場合もありますし、その内容がスタッフに伝わり退職までの期間が働きにくくなる場合があるからです。
ひきとめられにくいおすすめの退職理由を以下にまとめました。
これらの理由は職場の都合で引き止めることが出来ない場合が多く退職を受け入れてもらいやす傾向があります。また角も立ちにくいため円満に退職できる可能性も高く、残りの勤務期間も負担なく過ごすことができるでしょう。
看護師がスムーズに辞める方法
退職を決めたらこれらのことに注意をして準備を進めていきましょう
看護師長に退職時期を相談する
退職を決めたら看護師長と退職時期の相談をします。
この時「退職をしたい」ということをはっきりと伝えましょう。
看護師不足はどの職場でも悩んでいる問題。「退職をしようか考えている」などふんわりとした伝え方では必ず引き止められてしまいます。「スキルアップのために」「自身の健康状態が悪いから」など引き止めにくい理由を伝え、退職するという意思が硬いことを示しましょう。
また希望する退職時期の3カ月以上前には相談をするようにしましょう。
好きなタイミングで辞められたら良いのですが、人員補充の関係もありそうはいきません。
シフトの調整や引継ぎのことを考えると3カ月以上前には相談をするのがおすすめです。
退職届の提出
退職日が決まったら退職届を提出します。
退職届は職場で既定のフォーマットがある場合もあるので確認をしましょう。
後任者への引継ぎ
後任者への引き継ぎは1カ月前を目安に終わらせましょう。
口頭だけでなくマニュアルを作っておくと喜ばれます。
有給休暇は計画的に消化する
有給休暇が残っている場合は計画的に消化できるよう、上司と相談をしておきましょう。
最後にまとめて取得をすることができればいいですが、シフトや人員が減る関係から実際はまとめて取得をすることができない病院も多いです。
そのため退職が決まった日から少しずつ計画的に消化できるよう上司と交渉をしておきましょう。
基本的には退職の準備と並行して転職の準備をしておく
基本的には退職をするときは転職活動を並行して行うのがおすすめです。
次の仕事が決まる前に辞めてしまうと、収入のない期間ができてしまい、生活に影響が出る場合があります。
それだけでなく、なかなか次の仕事が決まらないと焦ってしまい、自分の希望条件とは違う職場でも就職を決めてしまうか可能性もありますし、ブランクが長くなると採用に不利になります。
ただ、どうしても新しい就業先が決定する前に現職を辞めたい場合は、失業手当を受け取れるまでの数か月間を暮らしていけるだけの貯金(生活費の3か月分)を用意しておきましょう。
具体的な転職の方法については◎にまとめたものをチェックして下さい
まとめ
まずは自分の心身を大切にして、無理なく仕事をしていってね。
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