看護師ってどんな方法で転職すれば失敗しないの?
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事を書いた私は現役看護師8年目。
自身が転職をするときにハローワーク、転職サイト、eナースセンターを利用して希望条件をすべて満たす職場への就職に成功しました。
この記事を読めば
- 看護師転職の方法
- 転職方法別メリット、デメリット
- タイプ別失敗しない転職方法
がわかります。
とはいえ
看護師の転職方法って種類がたくさんありすぎる
と悩んでしまう人も多いですよね。
そこで今回は転職をするときの悩みやタイプ別に失敗しない転職方法も具体的に説明をします。
自分の目的にあった転職方法を選ぶことが、希望条件を満たす職場へ転職する近道です。
転職方法で悩んでいる方必見の内容です。
看護師の転職方法
転職をしたいんだけどやっぱりハローワークかな?
ハローワクーク以外にも色んな方法があるよ。
目的に合わせて転職方法を選ぶのがポイント。
看護師の転職方法は
- 自分で探し直接応募
- 知人友人からの紹介
- ハローワークで探す
- 転職サイトを活用する
- ナースセンターを活用する
があります。
それぞれの特徴はこんな感じ
種類 | 保有求人数 | サポート力 | 自分のぺースで転職可能 | 職場の内情がわかる | スピーディーさ |
---|---|---|---|---|---|
直接応募 | – | × | ◎ | × | ◎ |
知人からの紹介 | – | × | ◎ | ◎ | ◎ |
ハローワーク | 〇 | △ | ◎ | × | △ |
転職サイト | ◎ | ◎ | △ | ○ | ◎ |
ナースセンター | △ | ○ | ○ | △ | △ |
それぞれ保有している求人数が違うことや、転職のサポートの有無など様々な特徴があります。
そのため転職の目的に合わせて転職方法を選びましょう。
希望条件を満たす求人に出会いやすいうえに、手間がかからずスピーディに転職が出来るからです。
それでは転職方法についてくわしくみていきましょう。
自分で探し直接応募する
希望する医療機関が決まっている場合におすすめの方法です。
医療機関のホームページを確認や、直接採用担当に電話で問い合わせをして求人の確認をします。
- 志望意欲が強いとアピールできる
- 転職先の内情がわからない
- 全て自分で転職活動をしないといけない
直接応募した人の感想
直接応募で転職をした友人にインタビューしました!
20代 女性 Aさんの感想です
実習で行ったことのある病院に転職しました。
スタッフや病棟の雰囲気は実習でみて知っていたので就職してからとくに驚くことはなかったです。
ただ有給がどれくらいとれるかなど細かい情報や福利厚生はわからないまま就職しました。
ハローワークや転職サイトは使ったこがないので比較ができませんが、直接応募でも特に困ることはなかったです。
今はどこも看護師不足なので行きたい病院が決まっているならすぐに転職が決まると思います。
ハローワークで探す
失業保険を貰う人、公立病院・市役所へ勤務したい人におすすめの転職方法です。
窓口で求人のの斡旋を受けたり、インターネットから求人の検索が可能です。
- 国公立病院、市役所の求人はハローワクのみに掲載されている場合が多い
- 失業保険を受ける場合、手続きをするついでに求人情報を聞くことができる
- 窓口で転職先のウワサ程度の情報が聞可能性がある
- ハローワークの人は医療業界に詳しいわけではないのでキャリア相談など具体的な相談はできない
- 人間関係や残業時間など職場の実際のところががわかりにくい
- 履歴書の作製や、医療機関とのやり取りを自分で行わないといけな
ハローワークについてもっと詳しく知りたい方は・転職成功のコツ!看護師転職はハローワークがおすすめ【現役NSが実体験をもとに解説】をチェックして下さい。
ハローワークを利用した感想
実際にハローワークで求人紹介をうけた私の感想です。
その後インターネットから求人検索もしているよ
無料で地元の求人が見れるのは良かったです。
窓口の人は看護業界に詳しくないので、求人票に記載されている情報以上のことは基本的にわからないようでした。
加えて窓口での求人紹介は時間がかかるので、失業保険を貰う人以外はオンラインから求人表をみるのがいいと思います。
友人、知人から紹介してもらう
働いている人の感想を聞いてから就職をしたい人におすすめです。
知り合いが働いている職場を紹介してもらいます。
- 職場の人間関係や残業時間などリアルな内情を知れる
- 友人の口利きで面接が有利になる可能性がある
- 辞めにくい
- 友人がいいと思っていても自分にはあわない職場の可能性がある
- 転職の手続きを自分で行わないといけない
知り合いの紹介で入職をした人の感想
知り合いの紹介で入職した友人にインタビューをしました。
20代 Bさん 女性の感想です。
どんな流れで働いているかや人間関係などリアルな声を聞いてから就職ができる安心感があります。
労働環境などは聞いていた通りでした。
ただ人間関係がいいと聞いていましたが、新しく来た人につめたくあたるおばさんがいてしんどかったです。
友人にとってはいい環境でも私には当てはまらないことがあるんだと感じました。
転職サイトを活用する
複数の職場を比較して決めたい人、初めて転職をする人におすすめの方法です。
民間の企業が運営する転職サイトを利用します。
- 職場の人間関係や残業時間など実際の内情を聞くことができる
- 履歴書の作成や面接日程の調整など面倒な手続きをまるなげできる
- 転職に詳しいプロのアドバイザーに相談にのってもらえる
- 質の悪いアドバイザーに当たることがある
- 求人を見たいだけの人にとってはアドバイザーとのやりとりが面倒
転職サイトについてもっと詳しく知りたい方は【初心者必見】看護師転職サイトのうまい使い方!5社併用した現役NSが完全解説をチェックして下さい。
転職サイトを使った感想
実際に転職サイトを使った私の感想です。
色々併用しましたが、結局転職サイトで転職をしました。
気になることは全て調べてくれる、書類作成など代行してくれるため楽に転職ができたからです。
例えば長期休暇はとれるの?というピンポイントな質問も医療機関へ問い合わせて返答をくれました。
ただ初回登録後はアドバイザーとやりとりがあるので、求人を見たいだけの人にとっては面倒に感じてしまうかもしれません。初回連絡を終えればアドバイザーとのやりとりなしで求人を見ることも可能です。
ナースセンターを活用する
看護師経験のある人に転職の相談をしたい人におすすめの方法です。
全国にある看護協会が運営している施設を利用します。
ネットから利用できるeナースターもあり。
メリット
- 看護協会が運営する公的期間という安心感がある
- 元看護師の職員に転職の相談に乗ってもらえる
- 採血等の演習、訪問看護ステーションの見学などブランクのあるでも復職しやすい取り組みをしている
- eナースステーションのサイトが使いにくい
- 掲載求人数が少ない
- スタッフへの相談は事前予約制のため相談をするまで時間がかかる
ナースセンターについてもっと知りたいかたは現役Nsが解説!看護師転職ならeナースセンターが必須な5つの理由【転職サイトと比較あり】を参考にしてください。
実際に利用した感想
ナースセンターの転職相談、eナースセンターの求人検索を実際に私が利用した感想です。
元看護師に転職の不安を相談できるのが良かったです。
「夫の転勤についていくため転職をしやすい職場はどんなことろか」という相談にも親身になって考えてくれました。
ただ求人数の少なさ、サポートの薄さなどから全体的に劣化版転職サイトという印象。
元看護師に相談したいことがあればナースセンターを利用して、それ以外の部分は他のサービスを併用する必要があります。
タイプ別おすすめの転職方法
沢山あってどうやって転職をするか悩むな…
自分の目的やタイプに合わせて転職方法を選んでみよう。
具体的に紹介するね。
就職をしたい病院が決まっている人
- 直接応募 (転職サイト・ナスコミ)
就職をしたい病院が決まっている場合は医療機関のホームページを確認して直接応募をしましょう。
直接応募することで意欲が伝わりやすいためです。
人間関係や、残業時間など職場の内情を知りたい場合はナスコミ、転職サイトを併用して情報を集めます。
ナスコミ、転職サイトの詳しい紹介は
をチェックして下さい。
労働条件を比較しながら就職をしたい人
- 転職サイト
内定後に貰える労働条件通知書を比較して労働条件の良い職場に就職をすることができます。
労働条件通知書とは給与や、労働時間、休日日数などが具体的に記載されたものです。
転職サイトの利用者は平均3-4社の面接を受けます。
そのため内定を得た後にそれぞれの労働条件通知書を比較して条件の良い職場を選ぶことができるのです。
面接の日程調整や内定後の断りの連絡は転職サイトが行ってくれます。
転職サイトを詳しく知りたい方は
をチェックして下さい
公立病院、市役所へ転職をしたい人
- ハローワーク
- 直接応募
公立病院、市役所へ転職をしたい場合はハローワーク、病院のHPを確認して応募しましょう。
これらの企業は転職サイトには求人を出していないことがあるためです。
ハローワクを詳しく知りたい方は
をチェックして下さい
どこに就職をするか悩んでいる人
- 転職サイト
- ハローワーク
転職サイト、ハローワークを利用して幅広く求人情報を集めます。
気になる求人があれば、人間関係、残業時間など転職サイトのアドバイザーに確認をして自分の希望に近い求人を見つけましょう。
のハローワーク、転職サイトについて詳しく知りたい方介は
をチェックして下さい
書類作成や、医療機関との連絡など面倒な手続きを丸投げしたい人
- 転職サイト
転職サイトは面接の日程調整など医療機関とのやりとりや書類作成を代行してくれます。
特に平日日中に連絡の出来ない人に人気があります。
転職サイトについて詳しく知りたい方は
をチェックして下さい
看護師経験のある人に相談をしたい人
- ナースセンター
ナースセンターの職員がほとんどが元看護師。
医療経験のある人に転職の相談をしたい場合はナースセンターを利用しましょう。
ナースセンターについて詳しく知りたい方は
をチェックして下さい
初めて転職をする人
- 転職サイト
転職サイトは転職のプロであるアドバイザーが担当についてくれます。
アドバイザーが求人紹介から、企業とのやりとり、面接の日程調整、履歴書など書類作成のサポートを行ってくれます。
就職までの手厚いサポートがあるから転職の知識0でも失敗しない転職ができます。
転職サイトについて詳しく知りたい方は
をチェックして下さい
人間関係・残業時間など職場の内情を知りたい人
- 友人からの紹介
- 転職サイト
- ナスコミ
友人に職場の内情を聞くのが一番確実な方法です。
それが難しい場合は転職サイト・ナスコミを併用しましょう。
転職サイトは自分の転職サイトを利用して就職をした人にヒアリングを行い実際の残業時間や人間関係を把握しています。
ナスコミが看護師による口コミサイトです。
転職サイト、ナスコミについて詳しく知りたい方は
をチェックして下さい
経験が浅い・ブランクがある人
- ナースセンター
- 転職サイト
実技面に不安がある場合はナースセンターでは採血などの実技演習や、講習会を受けましょう。
就職先の不安なら転職サイトの利用で経験が浅くても働きやすい職場の紹介されます。
加えてどう伝えれば採用されやすいかも一緒に考えてくれます。
例えば新卒で辞めてしまった看護師なら、経験をアピールすうより「これから貴院で様々な技術を学びたい」とやる気をアポールする方が有ですよね。
ナースセンター転職サイトについて詳しく知りたい方は
をチェックして下さい
まとめ
看護師転職には
- 自分で探し直接応募
- 知人友人からの紹介
- ハローワークで探す
- 転職サイトを活用する
- ナースセンターを活用する
のがある。
自分の目的に応じて複数の転職方法を併用すると良い。
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